こんにちわ！アシスタントの杉山です。

先日、地元福島の五色沼へハイキングへ行ってきました。

五色沼は1888年の磐梯山の噴火により、なだれが川をせき止め、数百の湖沼が形成されました。小さいものでは、秋元湖、小野川湖、檜原湖があり、それらに挟まれるように位置する湖沼群を五色沼といいます。



毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼などで構成されています。

毘沙門沼は一番大きく、ボートに乗ることもできます。 毘沙門沼から見える磐梯山は裏磐梯を代表する景観の1つです。

(私の写真の技術により磐梯山が見えませんが…)

＊磐梯山は猪苗代湖から見える表磐梯と五色沼、スキー場などがある裏磐梯に分けられます＊

瑠璃沼は五色沼湖沼群の中で最でも神秘的な沼です。見る場所により水の色が変わり、私が一番好きな沼です。



そして五色沼のほとりに、遠藤現夢さんの墓碑があります。

遠藤現夢さんは、1888年の磐梯山噴火後、数十年間荒地のままだった裏磐梯を、もう一度野鳥のさえずる森に変えたいと願い、約2年をかけて気の遠くなるような植林を行いました。

墓碑は磐梯山噴火の折に落下した巨石の下にあり、そこに辞世の句として「なかきよに（長き世に） みしかきいのち（短き命） 五十年 ふんかおもへば（噴火思えば） 夢の世の中」と刻まれています。

こうして今、緑溢れる裏磐梯を見れるのもこの方のおかげ。

探勝路から外れているため、知っている人しか訪れることはありませんが、とても神秘的で、私は大好きな場所でした。

福島県で五色沼は宝の山とされています。

昔は産鉄地とされたことで宝の山と民謡では歌っていますが、こうして素晴らしい湖沼群やスキー場などの場も生み出してくれました。

自然にあふれた五色沼。是非紅葉の時期に訪れてみてください。


以上、田舎大好き杉山でした！