こんにちは吉村です！！

『道を継ぐ』
著者　佐藤友美
49歳でその生涯を閉じた、伝説の美容師・鈴木三枝子さん
私が美容学校の頃、全国に知らない学生はいないくらい人気だった、MINXの鈴木さんの本が出たということで、早速読んでみた。


人は死なない。死なない生き方がある。
涙がとまりませんでした！
美容師として、女として、奥さんとして、母として、人として、今後の自分の力になると思います。


そのあまりにも不思議で魅力的な「謎」に迫ろうと決意して1年半。
のべ200人近くの関係者に取材をしてきた、著者佐藤友美さん。
この本を読ませていただいてすぐ、まず私は、佐藤さんに本を出していただいてありがとうございますとメールをしました！
私達に、鈴木三枝子さんという方の存在を知らせてくれた事に、凄く感謝しました。
ノンフィクションなのに、ノンフィクションとは思えないくらいドラマチックで、女優のように最後まで鈴木美枝子を貫いて、今尚、生き続けている。
この本を知った事で鈴木さんを感じ、鈴木さんが私の中に生きている様な錯覚におちいるくらい衝撃的な本でした！



以下引用
熱く、泥臭く、愛情深く、誰に対しても真剣勝負。
仕事への取り組み方、というよりも、取っ組み合い方。人との関わり方、とういよりも、ぶつかり方。
そういった、ねっとりと密度の高い人生は、ともすれば、今の時代から失われていきそうな(そして、昭和的と揶揄されそうな)生き方かもしれない。
でも私は今、そんな鈴木さんの生きてきた道を、どうしても書き残しておきたいと思っている。
なぜなら、その鈴木さんの熱く太い生き方には、私たちが忘れかけている「何か」、それもすごく大切な「何か」があるように思ったからだ。
「はじめに」より

最後に私の好きな箇所
「昔好きだった言葉は『根性』でした。でも今は『愛』です」
『ばーか、愛だろ、愛』
是非お手に取ってみて下さい！