年明けからもう10日が経ちました！
皆さまいかがお過ごしでしょうか
こんにちは、
レセプションのかなぷーです！



第2弾となる今回は、、



店長石谷と

副店長赤間から
読み解いていきたいと思います！



2人に共通しているもの、、、

みなさんわかりましたか？

そうです！
冬の定番“セーター”です！



ふたりが着ているセーターは
“フィッシャーマンセーター”といい、


フランス、イギリスなどの方面の
極寒の海上で働く漁師たちが
厳しい寒さからその身を守るために着用していた
仕事着が元々なのです！



とても機能的かつ浪漫溢れる歴史が
つまっているフィッシャーマンセーターに
ついて今回はすすめていきたいと思います！





まずは店長石谷が着ているのが
“ガンジーセーター”というもの。

発祥はイギリスのガーンジー島。



フィッシャーマンセーターの
元祖ともいえるくらい古く歴史をもち、
とてもシンプルなデザインとは裏腹に
その仕様は抜かりない
実用性をもっているのです！



まずこちらのセーター
なんと前後がございません！
それは暗闇の海上で前後を気にせず
がばっと着用できる為の工夫と、
汚れたり破けても
ひっくり返してきれるという理由からだとか！

なんとも海の漢らしいワイルドな理由ですよね 笑



また、寒い海風から凌ぐため、
繋ぎ目や隙間がなく、ぎゅっと詰まった網目により
肌に吸い付くようなタイトなシルエットが
特徴的。
ですが、作業の妨げにならないようにと



このように裾にスリッドが入り着用者の身体に
しっかり合うようにとの工夫が施されているのです！
(素晴らしい。。)





これに対し、副店長の赤間が着ている
セーターは対象的に網目が大きく柄も豊か！



こちらはアイルランドはアラン諸島から
発祥した“アランセーター”といいます



細かな網目が特徴的だった
ガンジーセーターに対し、
アランセーターは太い毛糸で編むことで
防寒、保温を測っていたのです！



そしてこの網目のデザイン、もともとは
家紋ような役割と海にでる夫や息子のために
島の女性たちがその網目に想いを込め、
様々な模様ができていきました。



こちらのセーターの網目だと


ひし形が連なっている模様が
ダイヤモンドを意味し、
成功や富、宝物を表しており、

細かく網目が施された模様が
ハニカム(蜂の巣)といい、働き蜂から連想し
仕事での報酬や、子孫繁栄などの
願いが込められている模様なのだそう。



ひとつひとつの模様に家族を想う
願いが込められていたなんて
すごく素敵ですよね。



さてさて！

漁に出る機会は滅多にないとは思いますが、
寒い冬もお洒落にたのしく！
着比べ、見比べ、
こんな小ネタも思いだしながら
お気に入りのセーターを
見つけていただけたらなと思います！

ではでは、
以上、レセプションのかなぷーでした！