こんにちは！

アシスタントの井手です。

今回は、最近みた映画の紹介です♪

今頃になってしまうのですが、

西川美和さんの

『永い言い訳』

香川照之、オダギリジョーの

『ゆれる』

は、昔みてストーリー展開の

面白さを覚えていて、

久しぶりに、西川さんの作品をみて

はまりました。

西川美和さんについて

幼少期から文章を描くのが好きで

早稲田大学に入学して、映画製作に興味を持ち始め

当時是枝裕和監督の映画『ワンダフルライフ』のスタッフを経て

諏訪敦彦や森田芳光など有名監督の下で助監督などを経験したそうです。

自作オリジナルの脚本にこだわり

自身の見た夢からインスピレーションを受けて脚本を書くらしくて

人間の心の奥底で揺れ動く心理を優しく鋭く表現する描きかたが

評価され小説家としても注目を集めています。

「ゆれる」「夢売るふたり」などで注目を集めていき、

独特の世界観と、その美しい風貌でミステリアスな魅力のある西川美和監督。

今まで「ゆれる」や「夢売るふたり」のような

徐々に壊れていきながらも新たな道を描いていく表現が強かったのですが

今作は最初で人間関係が壊れたところから始まって新たな道を歩むことになる主人公が

偽りの家庭のなかで育んでいくことで再生する姿が強く表れていました。

2011年3月11日の震災で、突然家族を失ってしまった人達の後悔や

それを背負っていく人々の人生を描きたかったそうで、

約１年かけて16mmフィルムで撮影したそうです。

凄く描写が綺麗で世界観に虜になりました！