NEWS & BLOG
ニュース & ブログ

夏バテと映画

夏バテと映画

皆さまこんにちは!
アシスタントの若月です!
初夏の洗礼を受けつつ夏バテしております。
あと数ヶ月後にはおそらく素麺が主食の
素麺のような人間になっていることでしょう。

私は夏を苦手とする人間なので
この時期から更に引きこもりに拍車をかけます。
張り切って引きこもる為には勿論そのお供が必須。
片手にポップコーン、片手にコーラ。
この夏はなんだか映画が捗る予感がしております。

そんな私の昔からのお勧めを。
夏の暑さはフランス映画の浮遊した描写と共に
忘れてしまいましょうという試みです。


2F648E58-D37A-4703-9B21-79F3CC5EF85A
『ムードインディゴ うたかたの日々』

私が愛してやまない名作です。
初めて観たのは学生の頃でしたが
切なさと美しさに涙が止まらなかった。
ボリス・ヴィアンの日々の泡という原作小説も
合わせてお勧め致します。

F6C25ECE-A29B-48C9-8173-77E00C655887
とある男女の悲しいお話。
肺に睡蓮の花が根付いてしまうという病。

B30B6154-A8B6-4551-8949-7C607673D1F7

妻を失ってゆく夫の心そのものを
そこにある景色や建物、街並み全てで
表現される不思議な世界観。

58EB8950-883A-40F5-8B57-970EBDDEBC2C

好みは分かれるかもしれません。

愛情について人間の脆さについて
ふと考えてしまうお話です。
フラットな心で観て下さいね。
全て持っていかれてしまいますから。


続いてもう一つ

AAB648C3-F8E2-4B41-A034-D24F39555ED1

『シェルブールの雨傘』

こちらは打って変わってメロドラマ。
ミュージカルの先駆けのような作品で
両手で目を覆いたくなるくらいの
ロマンチックで甘い恋模様と
時代に翻弄される主人公達の悲しい運命。
幸せとは遠いべきか、近いべきか
はたまた自分で見つけるべきものか
人から与えてもらうべきものか。

E033DAB5-D41C-48CB-9B5F-54A4023DFB90

込められたメッセージはややヘビーですが
ポップな映像芸術と60s’ファッション
目が醒めるような色彩が調和して
眺めているだけでも幸福な作品です。

これまた全編歌唱で物語が進むので
好き嫌いは別れるかも知れませんが
梅雨の時期、まさにぴったりの作品では!

ファッション映画としての評価も高く
インスピレーションとして観るのも大賛成。

80C5A902-DBCC-4990-BC03-B750340F9C45

まだまだお勧め作品はありますが
今回はフランス映画しばりということで
私の独断と偏見でご紹介致しました。

梅雨の時期ならではのゆったり過ごせる時間。
是非映像の美しさに浸るというのも
私はひとつ、楽しみに追加してみます。


去年とは一味違う素敵な雨の季節を
皆さんも過ごせますように。

DF4782AA-2F64-4F33-8CFB-3ACB9684D6D2

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア

CATEGORY