2020/6/30
東京喫茶備忘録
何処にいてもコロナコロナ。
コロナコロナと言い過ぎて、更には見過ぎて
コロナがゲシュタルト崩壊してしまいそうな
今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
自粛ムードも段々と緩やかに
夏は何処か旅行でもなんて考える日々ですが
なんと言っても恋しくなるのはやはり普通の日常。
私の生活から喫茶店が消えてからもう早三ヶ月。
そろそろ恋しくなってくるのも無理はない…。
という訳で、私が後世に残していきたい
現実逃避用の東京喫茶ベスト3をお届けします。
実はまだ一度しか訪れた事はないのですが
こちら純喫茶の街、上野にある『古城』
予定より早く着いてしまった暑い日に
ふらっと立ち寄っただけのこちらでしたが
もう内装に雰囲気に、全てが圧倒的。
地下が店舗になっているのですが
階段を降りながら見るステンドグラスが
またとても美しいんです。(写真がなくすみません)
昭和のバブル期を思わせるような
重厚感のある店内で飲むクリームソーダ。
このちぐはぐな感じがたまりません。
言わずと知れた名店ではないでしょうか。
次にご紹介するのは代々木にある『TOM』。
雨の日に訪れた店内はさらに優しく
マスターと常連さんとの会話に愛を感じました。
まるで自分の秘密基地みたいな雰囲気。
どこもかしこも温かったなあ。
こちらではジジロアを頂きました。
ババロアでなく、ジジロア。
スタッフさん曰く珈琲味のババロアですって。
ぷるぷる揺れ動く姿に
ひたすら癒されながらただのんびり。
息を抜くってきっとこういう事だなあと
思わせてくれるような時間でした。
ここは何度でも行ってしまうなあ。
そして最後は私が愛してやまないこちら
御茶ノ水にある『穂高』です。
私が喫茶に求めるものを濃縮したような空間で
入った瞬間感動してしまいました。
美しい色合いのソファと店内
マーマレード付きのトースト
優しいウエイトレスさん
そしてサラリーマンとおじいさん。
季節を感じる花が丁寧に生けてある。
この雑多な雰囲気が何より好きでした。
少し距離があるので毎週は通えませんが
またコロナが落ち着いた頃に
のんびり伺おうかと企んでおります。
ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございます…
喫茶店も経営難になる店舗をちらほら見かけます。
大好きな空間を守るべく
無理なく足を運びたいところですね。
テイクアウトや珈琲豆の販売なんかも
始めている喫茶店もよく聞きます。
今しかない楽しみ方も沢山。
情報過多な生活に疲れたら
ほっとひと息入れつつ
この状況を乗り越えていきたいですね。