2016/12/20
明日展
こんにちは!!アシスタントの若月です!
皆さん冬の休日はどうお過ごしでしょうか?
徐々に寒さも本領発揮してくる十二月半ば。
どこか出掛けたい!でも寒い!寒くて無理!
そんな時は暖かい美術館でまったり過ごすのはいかがでしょうか!
今日はこの冬の私のおすすめ展覧会をご紹介します!
毎年恒例、国立新美術館で開催されている
「DOMANI 明日展」
日本文化庁が将来の日本の芸術界を支える人材育成のために
若手芸術家等の海外研修を支援するといった制度があるそうで、
そうした研修の成果を披露する場として設けられたのがこのDOMANI明日展。
つまり日本の未来を担う若手芸術家の作品たちに出会える
かなり見ごたえのある展覧会なのです!
全13人の作家の中から私の独断と偏見で3名をピックアップします!!
「岡田葉」
描くことは悪霊払いだという彼女の絵は見ての通り「こわい」。
描くことによって記憶や思い出を成仏させていると彼女はいいます。
独特なタッチと独特なモチーフ。
見た瞬間にその世界観に圧倒されてしまいます。
「松井えり菜」
サブカルニッポン!な彼女のタッチと色彩に品を感じるのは
このただならぬ画力からでしょう。
自画像を描き続ける彼女は自身を描くことで
自分そのものを見つめ直しているそうです。
更にはユーモアセンスもあるとなると~~…最高ですね。
「金子富之」
妖怪画を得意とする彼の絵は繊細で力強い!
宗教的要素を含んだモチーフから発せられる迫力ったらもう…
そんな彼の原点は描くことへの執念からなのかもしれません。
このドローイングの数とボリュームは圧巻です。
アイデアを残すこと、すぐ形にすること
浮かんできたものを無駄にしないアーティストの習慣、私も見習わなくては…
他にも個性豊かな作品ばかり。
動画作品があったり
繊細な立体作品があったり
ピタゴラスイッチを思わせる作品も…
かっなりボリューム大な展覧会ですのでお時間たっぷりあるときに是非!!
日本のこれからに期待ですね。
まだまだお勧めの展覧会たくさんありますので
Doorにいらした際にはぜひ若月と美術館トークしましょう!
持ちネタ増やしてお待ちしてます!!